
結婚するならこういうカップルになろう!
婚活している中で、理想の結婚をイメージする事はとても大切なことです。
どんなことでも、こうなりたいと思えるモデルに出会ったことがなければ、 なりたい姿をイメージすることはできません。
それは結婚においても当然同じです。
そのモデルを見たことで、実際に結婚したいと思いが生まれてきます。
この相手とだったら、自分が描いていたような結婚が実現するに違いないと思えるからだそうです。
目指すべき姿を見つめることができなかったら、恋愛をしようがなんだろうが、どこに向かえばいいのかわかりません。
日本は2分に一組が離婚する国です。
離婚している人に出会うことが本当に多いと実感できます。
離婚こそしていなくても、結婚生活に不満を抱いている多くのカップルに出会います。
「結婚することになりました!」と若いカップルが言うと、既婚者たちは決まって言います。
「わあ、おめでとう。今が一番良い時ね」 これは一体どういう意味でしょう?
「結婚したら今より良くならない」という意味です。
「なにも知らない今が一番いいんだよ。」と言 っているのです。
そんな現実を見て、このまま婚活をしてよいのかと思うこともあります。
ですから、人々は良いロールモデルを見る必要があります。
婚活に対して前向きで、希望が持てるようなメッセージを発する模範に。
目標となるご夫婦も、こうになりたいという姿をイメージし、
それが実現すると信じ、積極的にそこに向かって進もうとしてきたことと無関係ではないと言います。
何の努力もせず偶然、今のようになれたのではないのです。
喧嘩やすれ違いを沢山 経験し、難しい局面は沢山あるのです。
それでも、なりたい姿を目指す強い意志があったからこそ、 困難な状況でもあきらめなかったし、前に進むことを選んでこられたと言います。
理想のご夫妻になるには誰よりも 素晴らしい人格者。ということではありません。
良い結婚生活をおくれる人は、
喧嘩などしないし、 人間ができていて、凡人の自分には土台無理な話なのだと勘違いしている人がいます。
良い結婚生活というのはケンカをしないという意味ではないし、
他者より著しく秀でた素晴らしい人格者にならなければいけないということでもありません。
ケンカをしないことがよい結婚などと考えていると、むしろ失敗してしまいます。
実際、離婚の危機に直面し、相談に来る多くのカップルの中には
「今まで一度もケンカをしたことがない」という人たちが大勢いるのです。
突然妻が出て行ってしまったとか、夫に女性がいたなんて、信じられないと言って、
「今まで大きなケンカさえしたことがなかったのに」と、混乱の中で相談に来るのです。
ケンカは大いにした方がいいのです。
多くの場合、ケンカをしないのはケンカを回避したいという強い思いが働くからで、それそのものが悪いわけではありませんが、
その結果、ケンカを避けたい一心で、 本来言うべきことを言わずにやり過ごしてしまうことを選ぶ人が大勢います。
言った らケンカになるに違いないという理由で言うのをやめてしまうのです。
あるいはもともとの性格上、ぶつかりあうのを嫌い「平和主義者」になってしまう 人もいます。
とにかく波風立たないことが一番良いと思っている人です。
ところが、これでは本当は話し合わなければならないことが話し合われず、
自分の中に未消化の問題を溜めていってしまうことになります。
その結果、ある日突然、溜っているものが噴出してしまうのです。
ケンカと言っても、非難や攻撃したりすることが良いと言っているのではありません。
言うべきことは、お互いに出されなければならないと言 っているのです。
お互いのことを理解しあい、 二人の間にある摩擦の原因が少しずつ小さくなっていくプロセスでは、 すれ違いや喧嘩がつきものです。
しかしその結果「相互理解」というご褒美にありつけるのです。
深く理解しあっている関係とは、喧嘩やすれ違いの結果得られるものでもあるのです。