婚活をする気持ち
帰属欲求というのがあります。

 

人はどこかに、

あるいは何かに属しているということによって、 自分の居場所を獲得し安心を得たいという欲求を持っている、

精神的欲求の一つであると言えます。

 

人は、誰かに受容され、認められ、愛を受けなければ、心を健全に保つことはできないようにデザインされています。

ある脳科学者によれば、人間の脳は徹頭徹尾、社会的な動物であることを前提に作られているそうです。

 

人間は他者との関わりの中で生きるように作られているのです。

 

人は誰でも無条件で受け容れられることを必要としている。

 

ひとりぼっちで、誰からもケアされない寂しさを感じながら、 健全な心 の状態で生きていくことはできないのです。  

一人寂しく生きていかなければならない人生など、誰が心の底から欲しているでしょう。

 

失敗したとき、励ましてくれる人。

落ち込んだとき慰めてくれる人。

人から誤解されたとき、 それでも理解し、受け容れてくれる人。

ありのままの自分を素直に出せて、拒否せず受けとめてくれる人。

全ての人が自分の敵になっても、最後まで味方でいてくれること。

 

この言葉は婚活をしている全ての人の気持ちを代弁していると思います。

 

実際のご夫妻もそれを願っているし、お互いにそういう存在であると言います。

人から批判されようが誤解されようが、相手を認め、相手の良さから決して目を離さず常に受容し続けてくれるのです。

 

結婚によって、人は他人との間では達成しえない一番深いレベルでの受容を体験します。

友達なら、気に入らなければ付き合わなければいいし、嫌なことがあれば二度と顔を見なければいいだけです。

しかし、夫婦というのは違います。

嫌なことがあっても同じ家に帰り、ともに生活するのです。

ちょっとやそっとのことで、その関係を終わらせることはできません。

いや、そんな簡単に終わらせてしまうなら、結婚しない方がいいでしょう。

 

婚活をしている人は、お手軽でカジュアルな関係を求めてはいないはずです。

「どんなに難しいことがあっても、ともにそれを乗り越え、話し合い、 困難や試練にたえ、喜びも悲しみも二人で分かち合っていきたいと願っているはずです。

そういう ことを求めていなければ、わざわざ婚活をする意味がありません。

自分のエゴや、だらしないところ、あるいは弱さなどが、噴出するのは、

外の顔をしているときではなく、仮面をとって自分の素に戻ったときです。

必然的に、最も愛する人の前で一番見せたくない姿をさらしてしまうのです。

 

家庭はエゴとエゴとのぶつかり合いの場になります。

そのため、当然結婚生活には摩擦やすれ違い、喧嘩もあり、傷つけ合ってしまうこ とも多くなってしまうのです。

離婚の第一番の原因は「性格の不一致」だと言われますが、 もともと違う他人の性格が完全に一致することなどありません。

 

それを乗り越えようとする努力が当然求められます。

そういう努力を繰り返していく結果、血を分けた家族以外で、もっとも深く受容しあう 関係が成立します。

それが結婚です。

 

しかも家族の場合、肉体的には受容しあうことはありません。

親はあなたを受け容れてくれたとしても、性的な関係を持つことはありません。

肉体も心も完全に開いて、最も深いレベルで受容しあう関係とは、 結婚したパートナーだけなのです。

それは肉親以上の関係なのです。

親は先に死んでいきます。これが現実です。

私たちは、自分を受け容れてくれ、理解しあっていることから来る安心感の中で支え合い、

他人が離れても決して離れずに味方でいてくれる誰かを必要としています。

結婚とは、そんなオンリーワンと出会うことであり、お互いが、相手にとっての、 オンリーでスペシャルな一人となることなのです。

婚活をしましょう。

結婚とは一番素晴らしい関係を築くことなのですから。

 

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